こんにちは。葵山優一です。
今回紹介するのは「てんで性悪キューピッド」
幽遊白書、ハンターハンター、レベルEと続いたので、せっかくですから富樫先生のジャンプ連載デビュー作であるこの作品についても書きます。
ジャンル:少年マンガ・ラブコメ系
作者:冨樫義博
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 1989~1990
コミックス 全4巻
Wikipedia
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簡単なストーリー紹介
主人公、鯉昇竜次(中二)は現実の女性に全く興味がありませんでした。そこで極道の組長である父親が女性に体制をつけるため、聖まりあと同棲させることに。
しかし聖まりあは、尻尾のある悪魔でした。
感想と思い出
僕は5歳からジャンプを見ていたので当然この作品もリアルタイムで読んでました。当時まだ歳がひとケタだった僕にとってとても衝撃的な作品でした。
何しろ、いきなり裸から始まりましたし・・・・。
今見返してみると、まりあのあの身体で中学生っていうのは無理がありすぎだと思います。
30代~40代のジャンプ読者には、思春期をとても刺激された作品ではないでしょうか。
最近ではこんな作品は溢れていますが、当時これほどサービスシーンの多かったのは同時期に連載していた電影少女(桂正和)くらいでした。
見事に時代を先取りした作品です。
近年ラブコメのあらゆる要素が詰まっています。
・女の子にハート型の尻尾が生えている
・実家が極道、父親が組長
・年代の違う複数の女の子と暮らしている
・ラッキースケベがよく起こる
・向かいに好意のある幼馴染が住んでいる
・占いが得意な巫女がいる
・イケメンの恋敵がラスボスとして登場する
・・・とまあ、どれもこれも近年ラブコメ作品で見たことあるシチュエーションですね。
ラブコメマンガの作者は絶対この作品の影響を受けていると思います!
この作品を見た人はエロ描写が主に記憶に残っていると思いますが、中には結構いい話や面白い話もあったりします。
アリスの話やかるたの話とか好きです。
あと、特に好きなのは猫が文字を書く話。
あの話だけでもアニメ化してほしいです。
っていうか今の時代なら余裕で全話アニメ化可能でしょう!
ただ、富樫先生自身が「この作品はなかったことにしたい」そうなので、アニメ化は難しいでしょうねぇ・・・。
余談ですが富樫先生は20歳過ぎてからマンガ家を目指しました。
幽遊白書以前の約10作品はすべて試験段階のように語っておりました。
(ヘタッピマンガ研究所Rより)
まぁ、確かに僕も、昔の絵とか見るととても恥ずかしくなりますので気持ちはわかりますが・・・。
ともかく、てんで性悪はとても面白い作品だと思います。
ラブコメの元祖として、一度は見たほうがいいと思います。
ワイド版など全3巻なので買いやすいです。
是非ともおススメします!
以上、てんで性悪キューピッドについてでした。
どうもありがとうございました。
それではまたー
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