こんにちは。葵山優一です。
今回紹介するのは
COOL – RENTAL BODY GUARD -です

ジャンル:少年マンガ・サスペンス、アクション系
作者:許斐剛
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 1997~1998
コミックス 全3巻
Wikipedia
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作品紹介
許斐剛によるテニスの王子様の前の作品にしてジャンプデビュー作です。あらすじを簡単に説明しますと
ある時、普通の女子高生・岡村笑子が何者かに命を狙われますが、警察は信用してくれませんでした。
笑子は貼られたチラシからレンタルボディーガード依頼の広告を見つけ、連絡しました。指定の喫茶店に向かいましたが、そこに待ち受けていたのはラジカセで喋る謎の男「COOL」でした。
喫茶店のマスターは言いました。
「彼は相手にハズレくじを引かせる」

ソク読みで1話が無料で読めますので
さらに詳しくはこちらをどうぞ ↓
COOL 第一話無料
思い出と感想
ジャンプにおいて打ち切り作品のひとつと言われていますが、その後すぐにテニプリの読み切りが載ったのでいわゆる「切り替え終了」ではないかと言われていますが真相は不明です。※切り替え終了とは
別の作品で勝負し直す的な感じの事。
他にもいくつか言い方があるようですが、僕らの中ではこの呼び方が主流でした。
打ち切り終了と違い、自発的に終了させ新しい作品で勝負しようという事です。
普通あまりありませんが、連載中にもっと人気が出そうな作品の構成ができた場合に担当編集が「今のやめてこっちでいこう」みたいな感じで決まるそうです。
長期の続きモノでは難しいですが、一話完結型の話だとわりかしあるそうです。
以前、連載中だった知り合いも連載中によく担当から人気が上がらないときは「どんどん新作のネーム出して」とせかされたそうです(集英社ではないですが)
許斐先生はもっとCOOLを続けたかったそうですが、編集部意向でテニスの王子様に無理やりシフトチェンジさせられたという噂がありました。
後のテニスの王子様の人気を考えると・・・
けっこう信憑性のある噂だと思えますね。
許斐先生自身もCOOLを気に入っているらしく、テニスの王子様でも「COOLドライブ」という技や「ラジカセで喋る男」が登場したりします(ゲームで)
続編も登場しています(後述記載)
ぶっとんだキャラ達
主人公、COOL(本名不明)はレンタルボディーガードと呼ばれ、依頼人の命を守ります。レンタルボディーガードにはタイプ別で「テクニシャン」「スピード」「パワー」「トリッキー」と4人に分類され、トリッキーのCOOL以外は依頼料は5万~10万。
COOLは時価で依頼人の事情を考慮しますので、お金がない人でも結構大丈夫だったりします。
っていうか他の依頼料も安すぎる気がする・・・
基本ラジカセで喋り「相手にハズレくじを引かす」事を得意とし、熱くなると肉声で「COOL」と連呼します。

なんかもう、色々ぶっ飛んでいて1話見た時から「これすげぇ・・・」と思いました。
次に第1話の名もなき敵ですが・・・
公園でいきなり銃ぶっぱなすわ

「遅い・・・」って!
あとせめてサイレンサーとか
他にも
女子トイレに入るために女装するわ

公園のトイレなんだし、変装の必要ねーだろ!
せめて清掃員に変装しろよ!
葉巻とグラサンとれよ!
趣味か? 趣味なのか!?
と当時いろいろとツッコんだものです。
1話の名もなきキャラからしてコレです。
もういろいろとぶっ飛んでいます!
あとレンタルボディーガードの中にはパワー担当のキャラがいます。

ダイナミックのDONちゃん
(パワーだけどダイナミックと名乗る)行きつけのとんかつ屋が立ち退きの嫌がらせを受けてたのでボディーガードを引き受けました。(7万で)
結果・・・

普通に傷害罪だろう・・・
7万でここまでしてくれます。てかこれ、ボディーガードの仕事じゃないし・・・
・・・この後のとんかつ屋が心配です。
あと、突っ込んでくるトラックに対して・・・

パンチで対抗!!

ピタッって・・・ おいおい
なんかもうメッチャぶっ飛んでいます!
この時からすでに、許斐先生の才覚がすでに発揮されていますね。
他にぶっとんだシーンやキャラが登場します。
全3巻ですので読みやすく、おススメします!
葵山優一は「シリアスな笑い」をさせたら
やっぱ許斐先生が一番だと思います!
ちなみにCOOLは続編が出ております。
本編から4年後の世界を描いた
「レディクール」

女版COOLが主役です。
いずれこちらも紹介します。
以上、COOLについてでした。
どうもありがとうございました。
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