エルフェンリートについて

こんにちは。葵山優一です。

 

今回は 葵日記初の青年向けマンガ

エルフェンリートです!


ジャンル:青年マンガ・SF系
作者:岡本倫
出版社:集英社
掲載:週刊ヤングジャンプ 2002~2005年
コミックス 全12巻

Wikipedia



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作品紹介

2002年よりヤングジャンプで連載された岡本倫先生による青年向けSFマンガです。

 

あらすじを簡単に説明しますと

大学に通うため、親戚のいる鎌倉にやってきたコウタは幼馴染のユカと8年ぶりに再会します。

二人で浜辺を歩いていると、傷を負った裸の少女を見つけました。

彼女は記憶を失っており、「にゅうにゅう」しか喋れないので「にゅう」と名付け、一緒に暮らすことになります。


しかし、その少女は人類の運命を左右する事になる、ディクロニウスと呼ばれる存在でした。

予告プロモーション ↓


 

あらすじやパッケージ画像などを見ると、一見美少女が多く登場する恋愛ものに見えますが、実際は残酷な描写や性的虐待、児童虐待や人種差別などダークな部分が多くを締め、人間vs他種族の生き残りをかけた戦いといったシリアスなストーリーが主体となっています。

早々にアニメ化され、人気も高かったですが、残酷な描写が多く、15歳未満視聴禁止の扱いでした。

後に修正版が放映されましたが、相当な部分がカットされ放送時間の尺が足らずにダイジェストなどが多く使われました。

レンタルされているDVDはすべて無修正版で、7巻にはアニメ未放送の番外編が収録されています。


 

思い出と感想

最初この作品を知ったきっかけは、マンガの専門学校時代、いわゆるラブコメ系マンガにハマっていた時期があり(特にラブひな)色々と手を出していました。

このマンガは表紙詐欺だと言われますが・・・

まさにその通りです!

ただし、いい意味で!

 

1巻を読んでみたところ、初っ端からいきなりマスクを被った全裸の女がリアルハートキャッチやら首チョンパやらものすごいエログロ地獄!

リアルハートキャッチ

この時点でこれはもうラブひなとかとは次元の違う話だと悟りました。

かと思いきや、途中から別キャラの王道ラブコメが始まったり、続いて軍隊が出動していきなり戦争ものになったりと全く先が読めず、1巻読んだだけでここまで引き込まれた作品は非常に珍しいです。

一体どういうマンガなんだ!? と気になり、次の日には当時発売していた3巻まで買ってしまいました。

 

こういった俗にいうハートフルボッコ系は当時では当時では非常に珍しく、一部にしかあまり受け入れられませんでしたが、このエルフェンリートはその中でも一線を画す作品で、連載開始1年後くらいから絶大な支持を得ました。

特に海外での人気が高く、一時はハリウッド映画化の話もあったそうですが、残念ながら流れてしまったようです。

見たかったなぁ・・・

 

ニューヨークタイムズでアニメ紹介された時、「主人公がかわいい小さなネコ耳少女のアニメ」という非常に間違った説明がされたそうです。

まぁ・・・
ぶっちゃけ間違ってるのは耳じゃなくてツノってだけなんですが・・・

絶対勘違いするぞ この説明だと

 

アニメも面白かったですが、途中で終わってしまって残念でした。

すっごい面白かったんですが・・・

正直、あんなグロいアニメははじめて見ました・・・

カナエちゃんの死に方が特に酷かった・・・

※DVDではモザイクないです

 

そういうのが平気な方だけにお勧めします。

放送前のアニメ予告は2種類あったんですが・・・

※1分過ぎたあたりから別の予告です。


 

後半の予告は酷い詐欺だと思う。
女の子で最後の二人は初っ端から死んでるし・・・

 

あと、アニメは相当カットされているので、最初にマンガ版を見てからをおススメします。

何しろ一番最初は、いきなりエレベータ内で職員の腕ちぎられたトコから始まりますし・・・

(原作知らないとワケわからないと思います)

 

とにかくこのマンガを一言で表すなら・・・

メッチャ面白いマンガです!

(いろいろ差し引いても)

余談ですが、ハンターハンターとかの富樫先生もこの作品の影響を強く受け、キメラアント編を描いたそうです。

 

如月さんについて

個人的に印象に残ったのは如月さんですね。


第一話で登場し、残念ながら死んでしまいましたが その後もたびたび蔵間室長の回想などで出てきました。


東大卒のエリートなのにドジッ子で天然という、明らかにギャップ萌えを狙ったキャラです。

蔵間に認められ、こんな所で働いているくらいですからドジを差し引いても相当優秀なんだと思われます。

回想シーンでもドジっぷりを発揮し、殺伐とした研究所の癒しとなっていたことがわかります。

転ぶたびに必ずパンチラもしてましたし・・・(おい)

 

ルーシー脱走の際に出くわしてしまい、人質となってしまいますが・・・


しかし、蔵間の決断により救出を諦められます。


その際、鞍間のために自ら死を受け入れるという、崇高な一面が見られました。

 

 


そしてこれが、ある意味この物語の始まりを象徴するシーンかもしれません。

短い間でしたが、とてもいいキャラだったと思います。

 

なお、アニメでは人質シーンはカットされ、ワケもわからずいきなり首をもがれて盾にされたKYな感じのキャラになっています。


救いがなさすぎる・・・

 

 

葵山優一は如月さんのご冥福をお祈りいたします。


来世では幸せになれますように。

 

 

たった独りの女王蜂

如月さんの他にも白河さん、マリコちゃん、カナエちゃんなど・・・

エルフェンには本当に可哀想なキャラが多いです。

 

何より可哀想なのは主人公であるルーシーだったのかもしれません。

作中では人類の敵で終始悪役な感じでしたが、ルーシーにとっては生まれながらにして全人類が敵という非常にヘビィな状況で一人戦ってきました。

しかし最後は、自分の唯一の理解者であるコウタのために自らの命を使い、助けました。


元々ルーシーは犬好きないい子だったんですが、頭に角があるという鬼的な理由で幼いころはイジメられ、その後生体実験を受け続け、歪んでしまいました。

しかもルーシーはいわゆる女王蜂適存在で、人類を滅ぼす可能性を秘めていたため、人類には最初から受け入れられませんでした。

そう考えると、一番可哀想なのは生まれつき運命が決められてしまっていたルーシーだと思います。

 

アニメ監督の神戸守氏はこの作品に対してこう解説しています。

「一人の人間の中でこれらのことは複雑に絡みあっている。平凡であることへの劣等感。他人との違いによる劣等感。同じ境遇の者への親近感。そして、救い。この作品は表面的にはお色気、ラブコメ、バイオレンスだが、本質は差別と救いであろう。社会問題にもなっている苛め、つまり差別はこの作品の中に詰まっている。誰しも救いは求めている。」

 

この作品は非常に考えさせられることが多いです。

葵山優一はこのエルフェンリートから

どんなに強くても、人間独りでは生きてはいけないという事を学びました。

 

以上、エルフェンリートについてでした。

どうもありがとうございました。



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