ザ・キング・オブ・ニートについて

こんにちは。葵山優一です。

 

今回は前回紹介した最上の命医の本編ともいえる作品

最上の命医~ザ・キング・オブ・ニート~について紹介します。


ジャンル:少年マンガ・医療系
作者:橋口たかし
出版社:小学館
掲載:週刊少年サンデー 2010年18号~2014年22,23号
コミックス 全19巻

Wikipedia



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作品紹介

最上の命医~ザ・キング・オブ・ニート~(以後、キングオブニート)は前作の最上の命医が終了後、間もなく始まった(5週開け)最上の命医の第二部的な作品です。

前作と同じ時間軸の話で、医者を目指す若い才能のある新しい主人公が主役で、様々な経験を積んで成長していく過程を描いた物語です。

前作の登場人物もほぼそのまま登場し、お助けキャラ的な感じで登場します。

医療だけでなくアクションやヒューマンドラマ、さらには人種差別やテロなど社会情勢に向けた話になっています。


主人公・最上一尊はガラの悪い不良。勉強嫌いで将来「ニートの王になる」とまで宣言するほどのダメ人間でしたが、友人の命を自らの手で救った事により、医者を目指します。


最上の命医の第二部という事ですが、橋口先生曰くこちらのほうが実は本編ということらしいです。

橋口先生はこの作品において本編より先にスピンオフをやるという、異例の手法を取りました。

その理由として

・主人公が破天荒すぎて読者に顰蹙を買うかもしれない
・主人公を導くには究極の上司が必要
・しかしそんな上司はそう簡単には作れない
・ならばあえてその上司の話を先にやってしまおう
・読者からしてみれば面白ければ問題ない
・斬新なやり方だが挑戦してみる価値はある

などの理由で今回の「最上の命医」という作品が作られたそうです。
(最上の命医 コミックス11巻より)

 

思い出と感想

前回はなんというか、面白いんですが少々堅苦しいイメージがありました。

ギャグも少なく、手術の解説を毎回数ページにわたって行い、医療などに興味のない読者は離れていくんじゃないかと心配した事もありましたね。

焼きたてジャぱんの時もパンの説明を長々と行っていましたが、リアクションパロディのおかげで続いてたようなモノだと思っています。

正直、リアクションなかったら絶対長く続いてなかったと思いますし・・・

今回も手術において時折逆転ホームランみたいな展開はよくありましたが、医療知識のそれほどない読者には内容についていけなくなるんじゃないかと思いました。

西條命先生の完璧超人っぷりで何とか持っていましたが、あまりに完璧すぎて逆にどうなの?って感じも終盤感じていました。

しかし、まさかそれがすべて伏線だったとは・・・

まったくもって恐れ入りました!

たしかに有名な主人公達には、そらもうすごい師匠がいるものです。

・ドラゴンボール 武天老子
・スラムダンク 安西先生
・幽遊白書 幻海師範
・ダイの大冒険 アバン先生
・キン肉マン プリンス・カメハメ
・るろうに剣心 比古清十郎

後にこれらの師匠たちが主役のスピンオフ作品が出れば、ファンは間違いなく見るでしょう。

 

しかし、先に出たら・・・?

これは、いろんな意味で冒険だったと思います。

原作者である入江先生曰く、「医療マンガもこれだけたくさん世にあふれている時代なんだから、キャラもマンガのシステムも何か他にない斬新さが必要」との事だそうで。

マンガ家を目指す者として、非常にためになるお言葉でした。

まぁ、結果だけ見れば、1部の主役である西條命先生のほうが人気が出てしまったワケですが・・・
(1部は実写ドラマ化し、キンブオブニートのほうは途中終了?)

 

しかし!

十分仕込みをしただけあってこのキングオブニートはすっごい面白かったです!

特にケニアに行ったあたりはいろんな意味で緊張感がありましたねー

手術中に虫とか、マジ勘弁・・・

 

日本がいかに治安が良いか、よーくわかりました。

あと、日本の医療がとても恵まれていることもよくわかります。
アメリカの診察代って、メッチャ高いのね・・・

他にも、普通に生活していたら絶対にわからないことも沢山出てきます。

応急処置や止血方法など、いざというときに役に立つような事もわかりやすく解説してくれます。

マンガって、ホントに勉強にもなりますわ・・・。

「マンガを見ると馬鹿になる」という大人達に見せてあげたいですな。

まぁ、そんな馬鹿な大人達は、そのうちいなくなるでしょうけど・・・

以前にも話しましたが、マンガ業界は年々大きくなり、これからの子供はマンガを読んで育ちます!

「マンガは悪」と教わってきた親世代も、もうじきいなくなります。

スポーツや政治経済、医療など、これからはマンガで学ぶ時代がきっと来ると思います!

この作品を見た不良が、医者を目指す事もきっとあると思います。

不良は熱意と人情がありますからねー
権力に負けない、いい医者が誕生するかもしれません。

「最上の命医。このマンガを見て、医者を目指した」

そういう人がこの先、たくさんあらわれてくれると嬉しいですな。

葵山優一は、世界を救うマンガ界の明るい未来を願っております。

 

以上、キングオブニートについてでした。

どうもありがとうございました。



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